肺炎の症状で子供の咳なし、熱はない?インフルエンザとの違いは?

公開日: : 最終更新日:2015/04/25 肺炎 ,

子供が体調を崩した時、様子を見ているうちに肺炎のような症状が出てきて、あわてたことがありました。

ただの風邪だと軽く考えていたら、悪化してしまっていたんです。

肺炎の症状は子供にとってもつらいものなので、早めに病院を受診するのが大事なんですね。

子供の肺炎の症状について説明していくので、心当たりがある場合にはすぐに対処してあげてくださいね。

スポンサーリンク

肺炎と風邪やインフルエンザの違い

風邪というのは、ウイルスが原因となって鼻やのど、気管支が侵されることによって、咳や鼻水といった症状が出ます。

そして肺炎は風邪のウイルス以外にも、細菌などさまざまな原因によって起こる病気で、肺が侵されてしまいます。

よって風邪やインフルエンザの場合では、症状がひどいのは3日~5日前後ですが、肺炎の場合は、5日程度をすぎてもひどい咳や、38℃台の熱が続いたりします。

他にも呼吸や脈拍数が増えたり、息が切れやすくなっていたら、肺炎の疑いがあります。

illust01

子供がなりやすい肺炎と症状

大人と違って子供は体力が弱いので重症化しやすくなり、ぜん息を持っている場合にはぜん息を誘発することもあるので、注意が必要です。

熱があまり高くなくても、肺炎の症状が疑われる時には早めに病院を受診して下さい。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマという細菌の一種によって感染する肺炎で、学校や幼稚園といった閉鎖的な環境で流行しやすくなります。

咳やくしゃみなどで飛沫感染するものですが、ほとんどが軽症で済むので、抗生物質で治療をします。

010155-03-1

診察の際に聴診器を当てても特に異常は見られなくても、X線検査をしてみると肺に真っ白な影が映るのも特徴です。

1歳以下での感染はめったにありませんが、2歳以上から増え始め、6歳以上になると割合が急増します。

症状の特徴としては、発熱や1ヶ月近くにわたって続く乾いた咳があげられ、夜間や早朝に咳がひどくなります。

ウイルス性肺炎

風邪やインフルエンザのウイルスが肺まで到達してしまい、0歳~5歳くらいまでは肺炎を起こすことも多く見られます。

もともとは風邪の初期症状から始まり、その後37℃~39℃台の発熱や乾いた咳が1週間~2週間近く続きます。

乳児~幼児のうちは比較的元気そうに見えて、食欲もある場合もありますが、風邪の症状が長引いていると感じたら、病院で診察を受けた方が良いでしょう。

細菌性肺炎

ウイルス性肺炎より症状が重くなりやすい肺炎です。

39℃~40℃の高熱や痰がからんだ激しい咳、呼吸困難といった症状が出て、重症化すると血の混じった痰が出たりすることもあります。

中でも、肺炎球菌による肺炎は生後6ヶ月~4歳くらいまでに多く、腹痛を起こすこともあります。

肺炎球菌は中耳炎、敗血症、髄膜炎、心筋炎なども起こすことがあるので注意が必要ですが、人への感染力は弱く、1ヶ月半程度で自然消滅してしまうことが多い菌です。

クラミジア肺炎

生後3ヶ月以内の赤ちゃん~幼児に多い肺炎で、大人にはほとんど見られません。

原因としては、クラミジアに感染している母親が分娩する場合、産道を通る時に感染することがあげられます。

chaien3

症状としては熱はほとんど出ないものの、乾いた咳が夜間にひどくなるので、咳が長期間続いていたら、病院を受診した方がよいでしょう。

結膜炎を併発することもあるので注意してください。

飛沫感染する肺炎ということと、安静にすることが大事なので入院治療が必要となります。

子供は大人に比べて体力も弱く、ちょっとしたことで症状も悪化しやすいものです。最悪の場合入院までしなくてはいけません。

肺炎の原因となるインフルエンザや肺炎球菌には予防接種もあるので、かかっても重症化しないように、予防接種を受けておくのもいいでしょう。

スポンサーリンク

関連記事

140604main

夏の肺炎のうつる期間と確率、潜伏期間や原因は?

夏風邪をひいた・・という言葉を聞きますが、 いつまでたっても咳が止まらない時は夏型肺炎の可能性かも

記事を読む

imagesXO1XXP34

インフルエンザと子供の肺炎の症状の違い恐い2次感染型肺炎の予防方法

子供のインフルエンザと肺炎について 風邪症候群の原因は約9割がウィルスに感染し発症する病気で、

記事を読む

熱

高齢者の肺炎で熱が下がらない!上がったり下がったりするのは?

高齢者の肺炎は症状がわかりにくい!? 高齢者の肺炎は、症状が出にくいので発症したのがわかりにく

記事を読む

抗生物質

マイコプラズマ肺炎の症状の薬は?飲まなくても治る?

マイコプラズマ肺炎の発症年齢は6歳~12歳の小児です。 小児では発生頻度の高い感染症の一つになりま

記事を読む

syoujyo31

間質性肺炎の症状、咳に咳止めの治療は?痰は出る?

肺の壁が硬くなって、やがて呼吸困難などの重い症状があらわれる間質性肺炎は、痰の絡まない咳や息切れが主

記事を読む

shutterstock_102119773

幼児の肺炎はうつる? 潜伏期間や確率と感染経路や治療法は

幼児に流行している肺炎はうつるのか? この頃、幼稚園や小学校などでうつる肺炎が流行していると聞

記事を読む

隱、蝴・諤ァ閧コ轤・gif

高齢者の誤嚥性肺炎の症状と重症化のメカニズム、発熱と治療法は?痰はどうする

高齢者に多い誤嚥性肺炎ですが、高齢者は肺炎になっても発熱しないこともあり、調子が悪くても風邪と勘違い

記事を読む

マイコプラズマ細菌

マイコプラズマ肺炎の症状と大人の治療法と薬、自然治癒はするの?

マイコプラズマ肺炎の症状 慢性化し難病に至る疾患に関連しているマイコプラズマ感染を、有効な抗生

記事を読む

normal

マイコプラズマ肺炎の薬、大人は種類と投与期間はどうなる?

マイコプラズマ肺炎といえば、 若年層、特に小、中学生に多い感染性の肺炎として 知られていますが、

記事を読む

iryou_nyuin

マイコプラズマ肺炎の大人の入院期間や入院基準はどうなる?

この頃、外来でマイコプラズマ肺炎の患者を見かける事が増えて来たようです。 マイコプラズマ肺炎

記事を読む

かゆい
痔の種類とかゆみと薬!原因と治療や対処と出血時のいぼは?

我慢できない肛門のかゆみ。 原因は痔? 人には言えないけれど、

55fb7c033ee9dde3042e8268_lg
痔の種類と薬 市販でおすすめの処方とステロイドの副作用は?

痔の種類と薬について 実は、日本人の多くが悩んでいる 「痔」。

419600
痔の種類と見分け方(いぼ痔・切れ痔・痔ろう)

痔の種類と見分け方について 痔というと、ちょっと恥ずかしい 病気の

Fotolia_38712634_XS1-272x300
痔の種類と症状とかゆみ(いぼ痔・切れ痔・内痔・外痔)

痔の種類と症状についてのまとめ 皆さんは痔というとどのような イメ

085901
痔の種類と出血の症状の様子と原因

痔の種類と出血について 痔というと、皆さんはどんな症状を 思い

→もっと見る

PAGE TOP ↑