マイコプラズマ肺炎の薬 クラリスロマイシン、ドライシロップや用量は?

公開日: : 最終更新日:2016/01/13 マイコプラズマ, 肺炎

ジスロマックに並び、マイコプラズマ肺炎の特効薬として
処方されるのがクラリスロマイシンという薬です。

しかし、最近はジスロマック、クラリスといった
従来「特効薬」と言われていた薬に
耐性のあるマイコプラズマも増えています。

調べてみると、風邪などでも気軽にこれらの抗生剤を
処方する医師が増えたことも一因のようです。

そこで、このクラリスロマイシンという薬について、
詳しく調べてまとめてみました。

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マイコプラズマ肺炎の特効薬

マイコプラズマ肺炎になると、抗生物質が処方されます。
これは、マイコプラズマ肺炎が細菌による感染症のためです。

中でも、マイコプラズマに効果があるとされているのが
「マクロライド系」のジスロマックやクラリスです。

ジスロマックは効き目が早く、
飲み始めてすぐに症状が治まることが多いようですが、
クラリスは効き目がゆっくりで、
1週間ぐらいは様子を見る必要があります。

用量は、小児にはクラリスロマイシンを
体重1kgあたり10~15mgを1日3回に分けて飲ませる、
とされており、成人では1日400mgとされています。

最近ではこれらの特効薬にも耐性がある菌が増えたために、
ジスロマック、またはクラリスを飲んでいても
一向に症状が治まらず、熱が下がらないため、
再び受診するケースが多いようです。

ジスロマックもクラリスも、同じマクロライド系の薬のため、
一方が効かなかったからといって、
もう一方が処方されることはありません。

その場合は、ニューキロン系や、
テトラサイクリン系の薬が新たに処方されます。

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クラリスロマイシンという薬

マイコプラズマ肺炎に、
マクロライド系の薬が効かなくなった一因に、
医師による安易な抗生剤の処方があると言われています。

では、クラリスロマイシンはマイコプラズマ肺炎以外に
どのような病気に効果があり、処方されることが多いのでしょうか。

抗生剤は、細菌を退治するために用いられる薬ですから、
細菌感染が原因と考えられる病気に処方されます。

調べてみると、クラリスロマイシンの
適応する病気はとても多くありました。

・百日咳、
・副鼻腔炎
・気管支炎

といった呼吸器系の炎症や、

・子宮頸管炎
・感染性腸炎
・中耳炎

といった、広い範囲の炎症の治療、
また外傷や火傷の後の二次感染予防にも用いられるようです。

そのうえ、風邪をこじらせた場合にも安易に処方されるようでは、
耐性菌が出来てしまうのも当然と思われますね。

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クラリスロマイシンやドライシロップ

特に小児のうちからクラリスのドライシロップなどを使用して
マクロライド系への耐性が出来てしまうと、

用量を守っていても、
大人に使用するような強力な抗生剤を使用することになり、
副作用が心配です。

内科、耳鼻科などでは、
小児にも安易に抗生剤やドライシロップを
処方することがあると思われます。

中学生までは、身体が大きいといっても、
やはり小児科にかかることが重要だと思われます。

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